「さくら市 防災プロジェクト 被災地のママから学ぶ防災講座」に参加してきました。

本日11/3に、
「さくら市 防災プロジェクト
被災地のママから学ぶ防災講座」
に参加してきました。



Sakura mama’s KIRE さん主催の
ママのための防災講座。

たまたまKIREさんと知り合いだった
ということもあり、
偶然、参加できたのですが、、

これは、、
聞いて良かった!!!



この講座は、かもん まゆ さんという方が
講師としてお話ししてくれたのですが、

「伝えよう!行動してもらおう!」

という熱量がガンガン伝わってくる
話し方をする女性でした。



冒頭で、いくつか質問されたんです。

「もしものときの備えをしてありますか?」
⇒ 数名の参加者が手を挙げる。

「災害時、絶対に家族を守りたいと思いますか?」
⇒ ほとんどの参加者が手を挙げる。

「もしさくら市で震度7の地震が起きたら
どのくらいの被害が出るか知っていますか?」

⇒ ひとりも手が挙がらない。。


この反応に対し、かもん さんは、

「絶対に家族を守りたいのに、なぜどのくらいの被害が出るのかも知らないのですか?本当に家族を守りたいのですか?」

という厳しいお言葉を発しました。


こんな言い方されて、
若干イラッとしたのですが、笑

でも確かに、これを知らないということは、

「ラスボスがどれだけ強いのか?敵のデータを全く知らずに、丸腰でいる状態なんですよ!それでは、絶対に守りたい家族も守れないですよね!??」

ということ。

… おっしゃるとおりです。。



まず敵を知る!ことが超重要!!
ということでした。

具体的には、
市町村のホームページなどで
ハザードマップを確認するのはもちろん、

その地域ではどんな災害が起こりやすいのか?
その地域の成り立ちなどを知ることで
起こりうる災害に備える。

ということでした。


その上で、自分の家族の状況を把握します。

例えば、大人だけなら、
たいていのことは何とでもなります。

でも、
赤ちゃんがいたら?
子どもがいたら??
足の不自由なお年寄りがいたら???

すぐに逃げることが難しかったり、
避難先においても困難が多々ある

ということが容易に想像できるかと思います。

つまり、
自分で自分の身を守れない家族を
どうすれば守れるのか?

ということを事前に考えておく
必要があるのです。

今日紹介してもらった方法は、
「自分と似た状況の方の被災体験談を読み、
10日間をリアルにシュミレーションすること」

でした。


これらができてはじめて、
「防災グッズ」を揃えます。
防災リュックや備蓄、ですね。


また、子どもに対しては、常日頃から、
「地震とは何か?なぜ起こるのか?」
「もし地震が起きたら、どうするか?」

ということを話しておくと良いとのことでした。

これがあるのとないのとでは、
事後の子どもの心への影響が
大きく変わるそうです。

実際、こういう話を聞いていた子は
それほど大きなショックを受けることがなく、

反対に、知らなかった子は
嘔吐を繰り返したり、
精神的にもトラウマを抱えてしまったそうです。

なので、絵本などを用いて、
普段から災害の話をしておいて欲しい
とおっしゃっていました。


この防災講座の序盤から、
私はずっと涙目だったんです。

私、HSPなもので、感情移入も激しいのです。。

被災した方の体験談を読んだり、
動画が流れる度に、
とても苦しく
とても悲しく
とても恐怖を感じ

普段では感じることのない感情を
たくさん味わっていました。

その後、復帰するまでに
数時間を要するくらいに。。




最後の方のスライドで、
とても印象的な言葉がありました。

「自然災害は男女差別しません。」
「子どもにも決して容赦しません。」

「ママたちこそ子どもを守る最前線」


これを聞いて、
最優先に考え、準備しなければいけない!!
子どもの命を守れるのは自分だけだ!!


という想いが湧いてきました。


緊急ではないけど重要なこと
正に、これに当てはまります。

これをやっておくかどうかで、
もしも!のときの命に関わります。





どんな講座でも同じなのですが、、

「良い話が聞けた~」
って言ってるだけでは、
何も変わらないのです。
何も身に付かないのです。

実践できてこそ意味がある!

全部はできないかもしれないけど
「1つでも!」できることを
準備しておきましょう!!





この防災講座は、たくさんのママに
聞いて欲しかったなぁと思います。

事前に何人かにはお知らせしたのですが、
もっと強く誘えば良かった。。


「粉ミルク、なくなってきたな、、
明日買って来ればいいや」

って思って、
その日に買いに行かなかったママが、
その翌日に被災したそうです。

粉ミルクがなくて、本当に困ったそうです。


”明日やろうは馬鹿やろう”

って言葉がありますが、
馬鹿で済めばいいけれど。

命にまで関わります。




拙いアウトプット記事ですが、
ひとりでも多くのママに届きますように。

そして、ひとつでも多くの準備が
できますように。。